東海大学理学部 遠藤研究室

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2020/10/28 Optics ExpressにDPALの研究成果が掲載される

半導体励起アルカリレーザー(Diode Pumped Alkali Laser=DPAL)を連続パルス化し,ピーク出力を連続発振の38倍に高めることに成功.キーとなるのは,2個の縦モードで同時発振し,モード間の「うなり」でピークを高める技術である.シミュレーションコードを開発して,Dual modeで発振するための条件を探索し,それを実践した.成果が認められ,Optics Expressに掲載された.

レーザーでスペースデブリを掃除するというのは私が化学レーザーをやっていた頃からのテーマだが,DPALでもそれが可能であることを示す,マイルストーンとなる成果と自負している.