関数電卓博物館

SANYO CZ-2

 

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メーカー SANYO 16/05/19初出
16/06/07加筆
型式 CZ-2   
発売年 1976  
販売価格 2万円ちょっと(記憶による)  
動力 単三×4 or ACアダプター  
表示方式 蛍光表示管  
コレクション
付属品
ケース,マニュアル,ACアダプター  
入手したのは,本博物館のCZシリーズでは一番新しく2016年.果たしてCZ-3,CZ-4が揃う日は来るだろうか?

2016年の4月,愛知県のFさんからのご寄付.転勤に伴い,引っ越しの準備をしていたところCZ-2を見つけたのだそうだ.日本の関数電卓黎明期の貴重な資料がまた一つ充実した.

筐体デザインは,真上から見るとCZ-1と全く同じ.表示はLEDから蛍光表示管に変わり,消費電力節減を図る.消費電力はCZ-1が1.5W,CZ-2が1.2W.とはいってもやはり大飯食らい.CZ-1と同じ省電力機能が装備されている.

一方,横から見ると厚みはこちらのほうが大きい.蛍光表示管の制御回路の分だろうか.不思議なのは,表示部右上の,CZ-1では指数部表記となる部分は,CZ-2では表示管が存在しないにもかかわらず,アクリル窓が開いている点だ.横から見ると射出成形の型は異なるものを使っているので,設計時によっぽど慌てたのだと推測される.この頃の関数電卓はまさにサバイバル.1日でも早く,他社に先行したかったのだろう.

キーボード配置はCZ-1と全く同じ.完全には調べていないが,機能的には全く同じと推測される.計算時間はCZ-1に比べて方が2割程度遅い.消費電力節減の一環かもしれない.関数電卓としての機能はCZ-1と同じなので,インプレッションはCZ-1の記事を参照いただきたい.