関数電卓マニアの部屋

Canon F-715SA

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メーカー Canon 12/10/10初出
型式 F-715SA  
実売価格 \1,480  ヨドバシカメラ町田店
入力方式 数式通り  
角度モード [MODE][MODE][数値]
[F<->E]キー [ENG]
メモリSTO [SHIFT][STO][A-D, M, X,Y,数字]
メモリRCL [RCL][A-D, M, X,Y,数字](CASIO方式)
√キー独立  
x^2キー独立  
1/xキー独立  
BSキー  
型番からも分かるように,F-715Sの後継機種.Canonの現行機種に共通する,スクエアなデザインをまとう.こう言っては何だが,ちょっと大きい.

キーアサインはF-715Sとは若干異なり,同じデザインのF-718Sに似る.そのため,大変残念なことに,Canonの関数電卓の特徴であった「独立した[STO][RCL]」が失われた.同時期発売のF-788SGは独立した[STO][RCL]を持つので,キーアサインに拘る向きにはそちらをお勧めしたい.

どうも,コイツとか,F-718Sは[LCM]とか[Q..r]とか無駄なキーが表に出ている割りに,[STO]が裏に回ったのが気に入らない.

ソフトウェア的には,F-715Sから大きく変わっていない.Canon関数電卓の特徴である,数字キーに割り当てられたメモリも健在.

tan(355/226)を計算させたところ,

F-718S   -7497258.185   (正解)
F-715S   -7497258.159
F-715SA  -7497258.215

となった.つまり,内部精度18桁はこの機種では採用されていないが,ソフトウェアは旧機種と同じというわけではない,ということになる.