時刻や角度を60進法で計算したり表示したりする機能について説明します．使うキーは「度分秒キー」[^o ' "]です．まずは基本の入力から．

計算：1^o23'45"
操作：1 [^o ' "] 23 [^o ' "] 45 [=]
解答：1^o23'45"
計算：1^o23'
操作：1 [^o ' "] 23 [=]
解答：1^o23'00"
※最後の[^o ' "]キーは省略できます．

度分秒表記で入力された数値は内部で小数に変換されますので，三角関数はもちろん，あらゆる計算で利用できます．四則演算のばあい，「次元の規則」 にしたがい，結果が度分秒の次元となる計算では度分秒表記を保ちます．

計算：1^o23'45"+2^o34'56"
操作：1 [^o ' "] 23 [^o ' "] 45 [+] 2 [^o ' "] 34 [^o ' "] 56 [=]
解答：3^o58'41"

解確定状態では，[^o ' "]キーは度分秒表記と小数表記の切り替えキーの機能を持ちます．

解答：1^o23'45"
操作： [^o ' "]
解答：1.395833333
操作： [^o ' "]
解答：1^o23'45"