絶版コレクション
CASIO fx-350TL
メーカー | CASIO | 06/06/19初出 07/09/20補筆 |
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型式 | fx-350TL | ||
実売価格 | \1,980 | 但し送料,代引き手数料を入れると\3,030 | |
入力方式 | 数式通り | ||
角度モード | △ | [MODE][MODE][数値] | |
[F<->E]キー | ○ | [ENG] | |
メモリSTO | ○ | [STO][A-F, M,X,Y] | |
メモリRCL | △ | [RCL][A-F, M,X,Y](CASIO方式) | |
√キー独立 | ○ | ||
x^2キー独立 | ○ | ||
1/xキー独立 | ○ | ||
BSキー | ○ | ||
BLT fx-350TLを手に入れたとき,絶版だと思っていたオリジナルのモデルがまだ新品で売っていることをを発見.早速取り寄せたもの. CASIOのSVPAM初期の電卓,fx-991Wの姉妹機に当たる.「350」はCASIO電卓で代々入門機の位置づけで,関数機能が少ない.比べてみると,fx-991Wとキー配置はほとんど変わらないが,物理定数,n進変換,数値積分が省かれていることが分かる.その分,キーに割り当てる必要のある機能が少ないため,x3と3√まで表側にある.機能の必要性から言ったらこれは勿体ない.ここに独立メモリの[STO],[RCL]キーを置いたら最高に使いやすい関数電卓になったのに. CASIOの数式通りタイプの最近の機種は,この時代に比べて ・位取りカンマ記号が付くようになった ・数式を複数さかのぼれるようになった 反面, ・[STO][RCL]が独立したキーに割り当てられていない ・カーソルキーのため面積が大きくなった という欠点があるため,どちらかを選べと言われれば私はこちらを選ぶ.CASIO電卓の進化の歴史の中で偶然生まれたバランスの良い名機,といったところ. |